脂肪由来の幹細胞(ASC) 天然の治療薬? 脂肪に潜むスーパー細胞 – サイエンスZERO
サイエンスZERO
(2013.12.1)
より
天然の治療薬?
脂肪に潜むスーパー細胞
尿失禁からアルツハイマーまで
期待
脂肪って、敵ですよね?
脂肪由来の幹細胞(ASC)
鳥取大学医学部附属病院
乳がんの手術でへこんだ乳房に注入すると
かたちが元通りに
脂肪とASCをまぜて注入
マクロファージの攻撃
サイトカイン(たんぱく質)を放出
血管新生因子
尿失禁が治る?
ASCが平滑筋に分化
iPS細胞やES細胞は人工的に作られた幹細胞
ASCは自然に持っている細胞
iPS細胞などはがん化の危険性も指摘されているが…
ASCはいまのところ動物モデルでがんをおこしたことはない
骨髄の幹細胞にくらべはるかに簡単に大量に採取できる
血管に注入すると疾患部位を治療する
患部に移動し、サイトカインを放出する
エクソソーム
(ナノサイズの粒)
皮下脂肪は必要だった!?
など
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